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Kindleで読書することの良さを考え直してみた【場面によって使い分けるべきという結論】

私はKindleを当然のように使っていますが、日本では漫画アプリなどによって電子書籍化の普及率も少しずつ上がってきているもののまだまだ普及というところから程遠いところにあります。

このようなあまり普及していないKindleでの読書ですが、私はKindleはとても生産性を上げてくれるツールだと思っています。

今回はこんなときに使うととても生産性をあげてくれるよということについて話してみます。

 

 

日本の電子書籍の普及に関して

電子書籍が変える読書 世界市場4年で急成長:日本経済新聞

この記事に詳しいですが、2011-2015の間に電子書籍の市場は2.5倍に成長している。

 

電子書籍はどこまで伸びる?――マンガが牽引するその市場 | ダ・ヴィンチニュース

こちらの記事で書かれていることによると、電子書籍の普及の83%は漫画であり、利用状況は17%にとどまるという。

 

電子書籍での読書はまだまだ普及はしておらず、その成長も漫画アプリが牽引しているのだ。

 

Kindleとは

Amazonが提供している電子書籍を読むためのタブレットのことを指すことが多いですが、kindleが提供する電子書籍関連のサービス全ての呼称でもあります。

amazonが提供している端末は正確にはAmazon white paperなどと言います。

 

 

ただし電子書籍Amazonで買ってしまえば、このKindle端末以外でも、PCやiPadなどのタブレットスマートフォンで読むことができます。

 

Kindleについて料金について考えてみる

Kindleの良さについて話すときに少し安く本を買えるというが、これは正確な表現かは微妙です。

Kindleでは本を買うと1人だけが読む権利を与えられます。

つまり出版や流通にかかる費用が出版社の取る利権も含めて削減されています。

それにも関わらず安くなる金額は10-20%であることが多いです。

そこも含めてみるとKindleで本を安く購入できたかは微妙なところです。

 

安く本を読むだけなら、以下の3つがおすすめです。

本屋併設のカフェに行く

東京に住んでいるならこの方法はとてもおすすめです。

カフェ代の300円程度で本を2冊程度読むことができます。

特に、流行りの自己啓発本(キンコン西野ホリエモン)のように速読が可能な本については1日でまとめて5冊くらい読むこともできるので短期集中でとても経済的に読めます。

東京都内でカフェが併設されている本屋さん5選♩ - macaroni

 

紙の本を買って読んだ後にメルカリで売る

この方法は新作の本や有名な本に対して有効です。

新しいビジネス本などは、メルカリで定価の8割程度で売ることも可能です。

 

ただし、

  • メルカリに売上の10%を持っていかれる
  • 本の配送のために200円程度かかる

この二つの理由のために、文庫本や需要のない本(500円程度でしか売れない本)だとあまり利益を出すことはできません。

 

kindle unlimitedに登録する

これは読書をかなりする人におすすめの方法ですが、kindleのプログラムで月額980円を支払うことで一定数の本が読み放題になるサービスがあります。

名著なども多数登録されたサービスなので、kindle unlimitedのラインナップを見た上で合いそうな人はこちらに登録するといいと思います。

大体月に1冊程度kindle unlimitedの本を読めば、月額980円はペイすることができます。

 

Kindleのいいところは?

Kindleのいいところは自分の中では大きく3つです。

1, 書籍の持ち運びが不要になる

これが圧倒的です。

分厚い本を3冊ほどカバンに入れて持ち歩くのは非常にストレスですが、それが不要になるのはとても楽です。

2, 好きなときに好きな本を読める

これは1と少し似ているのですが、出先で紙の本を読むときはそのときカバンに入っている本しか読めませんが、Kindleだとどの本でも読めるということです。

その時の気分に合わせてビジネス書でも小説でも技術書でも読むことができる上、読みたい本は買えば5秒後には読めるのです!

その上スマホしか持っていないときはスマホで読めるし、iPadでも読めるというのが読書と日常の距離を縮めてくれるので、読書が苦手な人にもおすすめです。

 

余談ですが筆者は家を持たないでノマド的に暮らしているので、紙の本は一冊も持っていませんが、いつでも半無限の本にアクセスすることができています。

 

3, ハイライト機能でメモを不要にする

これは意外と重宝するもので、本を読んでいてメモしたくなる時がありますが、Kindleではメモしたい文章を長押しするだけでメモできます。

メモした文章のリストは、以下のリンクで登録しておくことができます。

Amazon Sign In

 

Kindleの使いにくいところ

2つあります。

売っていない本が結構ある

使いにくいというよりは仕方がないことなのですが、一部の本は電子書籍に対応していないのでそのような本は紙で頼むしかないのですが、Kindleに慣れていたり紙の本を買わないと決めている人間にとってはとても面倒です。

 

前のページを参照するのがめんどうくさい

パラパラっとめくって「さっきなんて言ってたっけ」と確かめることは読書中にたまにあると思うのですが、その作業に少しだけ時間がかかってしまうのが億劫になります。

 

※ちなみに紙じゃないから理解力が下がるとかいう話は全くないと思います。

メモがしやすいことと読む頻度をあげることができるので生産性はあげることが可能で、本は何度も読むか多くを読むかにかかっていると思うので、その点で電子書籍の方が優れていると思います。

 

まとめ

大きく2つのパターンのときには紙の書籍をおすすめします。

  • 安く読みたいとき
  • Kindleで売っていないとき

これ以外のときは基本的にKindleの方が優れていると思います。

少しでも気になった方はスマホアプリのKindleでもいいので読んでみることをお勧めします!